こんにちは。
今回は歯のつめもの(銀歯)についてお話させていただきたいと思います。
金属で作る歯の部分的なつめものの種類は、パラジウム、銀合金、アマルガムの3種類です。
近年、アマルガムの使用は殆どなくなりました。
当院でもアマルガムは使用していません。
さて、そのアマルガムについて皆さんどのくらい知識はありますか?
アマルガムとは水銀のことです。
この水銀には有機水銀と無機水銀の2種類があります。
まず、有機水銀は公害問題の原因になったものです。
無機水銀は体温計や血圧計に使用されているものです。
昔歯科でよく使用されていた銀歯は無機水銀(アマルガム)になり、近年までは体に無害と言われていましたが、無機水銀と歯周病菌が交わることにより、有害水銀に変化するという論文が発表されました。
なので、このアマルガムを除去する専門歯科があるのが現状です。
しかし、除去に対し自費治療で行っている歯科も多く時間と費用を要する為、除去することをためらっている患者様もおられます。
当院では、アマルガム除去も保険診療内で行っておりますので、患者様の負担を軽減することができるよう心掛けております。
現在、お口の中に入っている銀歯のつめものがアマルガム銀歯なのかも保険診療内でお調べすることも可能ですので、ご質問やご相談がございましたら、お気軽にお電話やメールのお問い合わせをお待ちしております。